こんにちは。ここんとこ胃腸の調子が悪かった私です。
昨日なんかはMAX不調で朝食はヨーグルトのみでした。
今日は、朝から好調です。いったいなんだったんだろうって・・。
さて昨日は、胃痛がキリキリしながらもピアノを触っていました。
なぜか弾く範囲の狭い?バッハを取り出していました。
古典が苦手な私ですが、バッハはなぜか落ち着くんですよね。
フランス組曲
バッハは6曲の「フランス組曲」を書いていて、バッハ自身は「クラヴィーアのための組曲」と名付けたそうです。フランス組曲というのは、おそらく、優雅で親しみやすく洗練された音楽になっており、フランス的な感覚が盛りこまれているためにこう呼ばれるようになったものだろうとされているようです。
いずれも数曲の舞曲より構成され、アルマンド、クーラント、サラバンドと続き、最後はジーグで締めくくる。4つの舞曲は鍵盤組曲の古典的定型を成すようです。
アルマンドの練習
胃が痛いのでなぜかバッハ練習。音が尖って難しい…😞 pic.twitter.com/yZiBBhf2g3
— 🎀 𝑒𝓇𝒾 (@eri_poco20ify) 2020年3月15日
アルマンドはフランス語でドイツという意味の語で、4分の4拍子、上拍に始まる。落ち着きを保ちつつ淡々と途切れることなく進む舞曲。
アルマンドは音を切りすぎていたことに気づきました。ちゃんと音符の長さは保って、伸びた音の中で動く声部を聞く。
バッハは何声もメロディーが出てくるので、ここからっていう部分をしっかり把握しないといけないですね。
あと、全てがガチャガチャに出てくるのではなくて、ちゃんと受け渡しながらメロディーを繋いでいく。
部分的に装飾音符のような32分音符は、しっかり鳴らすというよりチェンバロで狭い幅の鍵盤で弾くイメージになるんでしょうか。
ソプラノで、ファーファとかミーミーとか連続して同じ音を弾くところは、終わりのファ、始まりのファよいう具合に違いを出さないといけないんですが、そればかりに気を取られて、アルト部分の八分音符からの付点音符の動きをしっかり把握できていなかったことにも気づきました。
特にそう感じたのが、この写真の2段目。アルト部分だけに注目してみると、黄色マーカー部分。
どーシラー、レードシー、ファーレシー、ドーラファーと何回も同じ形で音域を変えて出てきているんですよね。シフの演奏を聴いてみたら、この部分がしっかり聴こえてきました。
ソプラノばかり聴こえてもバッハじゃないですよね(^◇^;)
当然、左手のバスの動きも聴かないと。
クーラント
クーラント怖いわ…💦💦 pic.twitter.com/Enm0ElkuRu
— 🎀 𝑒𝓇𝒾 (@eri_poco20ify) 2020年3月15日
クーラントはやや速いテンポの活発な舞曲で、フランス式では2分の3拍子もしくは4分の6拍子、イタリア式では4分の3拍子もしくは8分の3拍子。
アルマンドも歌う部分があって好きですが、私はこのクーラントの方がバッハらしくて好きです。左手のリズムをもつ動きは弾いてて楽しいですね。
トリルで滑りそうで怖いですが。
軽めにはずむといっても軽すぎても浮き足になるだけど、土台はしっかり踏んでといいうところでしょうか。
続くサラバンドは、これまた難しいですね(^◇^;)
テンポがゆっくりな曲って、だらだらしてしまう。
好きな演奏はシフ
András Schiff - Bach. French Suite No.2 in C minor BWV813
すんごく音綺麗なんですよね。
しかもいろんな声部がくっきり聴こえる。曇ったメガネじゃなく、泡スプレーで磨いた感じに見える視界?って例えはわかりにくいか(^◇^;)
バッハなかなか研究できそうです。