音と香りとピアノ

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スクリャービン「幻想ソナタ」を弾いてみました♪

スクリャービン ソナタ2番「幻想ソナタ」第1楽章


Scriabin/Sonata No.2 Mov.1 スクリャービン ソナタ2番「幻想ソナタ」第1楽章

 

 

1897年の作品。第1番のソナタと比べると、ピアノ曲を作曲する上での書法、語法の面でも多くの面で発展が見られ、後年スクリャービンの個性となる飛翔感、高揚感、官能が既に色濃く顕れている。スクリャービンは旅行先で出会った海の風景から、この作品にとりかかる着想を得たという。光彩と打ち寄せる波が交錯するような印象。

 

【弾いてみての感想】
音量が聴きにくい場合はイヤホンをお勧めします。
出だしから何回も撮り直しをしていました。

大好きな曲なので、気長に練習してきました。

好きな演奏はユジャ・ワン。あの音は、どうやったら出せるのか・・

ずっと観察していました。

ソロで歌うようなメロディーが出てくる感じ。

いくつものメロディーの重なり合い、多種類な音色が必要性です。

フレーズの終わり方、繋がりも今回、勉強になりました。

どの音楽でもそうかもしれませんが、問いかけに対しての答えという繋がりのある弾き方、音色を変えて、いくつもの声部を聴き分ける能力が本当に苦労しました。

 

ゆったりとした音楽ですが、録音中は集中力が切れそうになったり、どこを弾いているかわからなくなったりで、けっこう忙しい感じもしました。
曲想は、光彩とかドビュッシーが少し混ざっている感じですね。

夜の海、岸辺の岩に波がザップンとぶつかる様子。

海面は生温く濁りが少しあるような…。

月明かりが海面に照らされる情景、波が荒くなっていく様子などイメージしながら弾きました。

 なかなかノーミス、思うような音を出すのは難しいですね(;^ω^)

次なる曲を選曲、練習していこうと思います。

 練習記録はこちらにまとめています。

eri-pocopiano.hatenablog.com