音と香りとピアノ

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ラヴェル 鏡 第5曲「鐘の谷」を弾いてみました


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9年ぶりに再録音しました。

前は楽譜通りじゃなく自由に弾きすぎていた気がしたので、もうちょっと楽譜通りにと思って練習し直していたのですが、やっぱりテンポを揺らさないと弾けなかったです(^◇^;)

まあ・・でも大好きな曲なので雰囲気と浮かぶイメージを大事にしながら弾いてみました。

ペダルの上げ方とか、低音の指の置き方とか、あといろんな鐘の種類を指のタッチだけで出すというのは本当に難しいですね。

ボーンと下に響くような鐘だったり、カーンと明るい高めの鐘。

ふわっと浮くような鐘の揺れ?響きが反映して浮遊感が出るのかもしれません。

録音を何回か確認している時に眠気までしました(^◇^;)

 

 

曲について

完全4度の音程は多用され、「鐘」と「風」が楽曲を通して目の前に立ち現われるかのような印象をもたらす素晴らしい音楽です。谷間にこだまする鐘の音とおぼしき音が印象的な音楽。ラヴェル自身の言葉によれば 「この曲は正午にいっせいに鳴り響く、あちこちのパリの教会の鐘の音によって感興を催した」とのこと。

 

 

 9年前の録音

eri-pocopiano.hatenablog.com