これは大腸炎で退院した後に受けた大腸カメラの話で、だいぶ前…遡って5月の話です。
5月17日に、大腸カメラ検査を受けました。
母や父から聞いていた辛さから、できれば死ぬまでしたくないって思っていたのに…
こんなに早く経験することになるなんて。
だいたい60代以上の方が検査することが多いそうです。だけど、切れ痔とかで下血があると検査対象にもなるようで…どちらにしても便秘とかはよくないですね。
前日の準備
検査前日は食事制限でした。消化の良いもの、具がある物は食べないのが条件で、私が食べたものはこの通りです。
朝 食パンは何もぬらない。紅茶。
中華卵スープ(ワカメは全て除去)
昼 白飯おにぎり2個
夜 おかゆ、豆腐の入った味噌汁
具のない茶碗蒸し
もちろんこれではお腹がすきまくりだったので、合間に、バナナやゼリーのお菓子は食べました。
そして寝る前に下剤ピコスルファートを夜9時には飲み早く寝ました。翌朝に効くそうです。
夜中に腹痛があると嫌だなあって不安を持ちつつ就寝。
それが…朝方に便通がこなくて焦る焦る(^◇^;)
焦って腸モミをしたら、ようやく出ました。
検査へ
いざ出陣です!朝食は食べずに。水オンリー。
8:40に病院へ行って、下剤飲み始めが9:20。
場所を移動して、内視鏡近くの隔離されたテーブルと椅子に腰掛けます。
まずいとは聞いていましたが、私は大丈夫な味でした。こちらのニフレックはポカリセット➕塩味な感じです。これを15分毎にコップいっぱい少しずつ飲み、全部で2ℓを飲み干すという作業。
大腸カメラの検査対象が私含めて2人と聞いたので、ちょっとほっとしました。
あんまり人数いると、トイレに立つ競争やら焦りで変な心配が起こりそうだし。
でも、半分飲み終えた後にもよおしました。
その後はトイレ往復すること13〜20回?
お尻がピリピリ痛すぎて泣きそうだった。
それから検査室に呼ばれるまで1時間待ち。
前の人が長すぎて、さらに不安が募りました。
いざ出陣!!
1時間半くらい経って、やっと呼ばれて、内視鏡検査室、部屋の奥のトイレのある部屋で着替えさせられました。
なぜかオマルがたくさんある光景を見て、何されるんだろう…って、あと、漫画に出てくるような太い注射器が置かれていて、嫌度がもうMAXに到達!(>_<)
着替えは、上は下着で病着に、下はお尻に穴が空いたパンツに着替えました。これは聞いていたので抵抗はなかった。
ベッドに横たわって、先生を待ちます。
横になって視界に入ったのが、大腸カメラ、小腸カメラが釣竿のように何本も立てかけられている光景。頭の中でグルグル過ぎる疑問は…
小腸って…?大腸より奥?
いや、小腸までするの?(;ω;)
先生がようやく到着して、一瞬安心したのは、
主治医の先生だったことです。
担当医と別の医者がすると思っていたので。
カメラ突入!
さあ、お尻からカメラの管通しが始まりました。
※注意
ここからはリアルな話汚い話題になります。
鎮静剤や寝ていているうちに終わるような麻酔は一切なしです。ただ、腸の動きを止める筋肉注射はしました。お尻の入り口にゼリーのような物を塗られて、角度を変えながら何回も出し入れされるのが刺激になり、さっきの下剤の残りが出る感覚で焦りました。
でも、そのことを先生に伝えると、
大丈夫、吸い込みながらしてるから、出てこないよー。
って。
カメラにいろんな機能が付いているみたいです。
ポリープがあったら切除する機能。
大腸中のカスを吸い込む機能。
ガスを入れて膨らませる機能。
そしてそして、だんだん奥へ進み、
今どのあたりですか?と先生に聞くと、
まだ S状結腸は突破していないとのこと。
お腹左側縦の部分。
S状結腸付近への滞在が長いこと…( ;∀;)
どうやら私の腸が長いらしくて、カメラを進めて行くと腸も伸びて、進めるたびに伸びるからエンドレスになるそう…。なので、かなり細かく入れカメラを進める角度を変えながら前に進んで行ってました。
よくいう痛み?は、そこの S状結腸付近で、ズズズーと入って行く時ですね。
痛い、痛いって遠慮なく言うと、身体の向きを変えるように言われました。最終的に仰向けに寝る形になってからは、ほぼ痛みはありませんでした。
ようやく、十二指腸潰瘍までたどり着いて、今度は折り返して細かくチェックが入っていきます。
実は、私、カメラ入って検査中ずっと喋りっぱなしでした笑。
あーお腹に入っていくぅー。
ガスで膨らむ。
あっガス抜けたー。
など。
先生から、細かいレクチャーだね笑って言われたくらいです。無意識に気を紛らわすのに必死だったのかも。
結果、ポリープもなく、出血も見られませんでした。前に出血した箇所だろう壁の部分が少し薄くなっている?くらいでした。
検査終了
終わった瞬間どれだけ嬉しかったことかと、ベッドから起き上がった瞬間…
ガスでぱんぱんになったお腹が痛くて痛くて泣
廊下歩くのに、腰を屈めながら歩いてました。
看護婦さんもガス出しまくったらいいしね!って言うから、もう午後から誰もいない病院の待合室で、めちゃめちゃオナラしてた私でした笑
自然とオナラの音しないんですよね。
このガス黙りの辛さは夜も続いて、夕飯は、ほぼ食べれませんでした。ガス抜きストレッチばかりしていた。翌日は、今度は胸のむかつきが。
ようやくスッキリしたのは、3日目くらいです。
土日かかるように金曜日検査にしておいて正解でした(o^^o)
大腸カメラの体験まとめ
というこで、生まれて初めて身体にカメラを入れた経験でした。胃カメラは未体験です笑
- 下剤2リットルはサラサラ水触覚で、味はポカリスエット。不味くはないが、半分飲んだところで、ぬるいし飽きてくる
- 下剤意外に飲む飲料水は、味あるお茶がいいかもしれない。お口直し用。
- 痛さは、S状結腸の通過部分。ズズズッときて、ひゃーという感覚。
- 辛さは、下剤でトイレ往復した時のお尻のキレ具合と検査終了後のガス溜まり。
- 検査翌日は休みをとったほうが良い。
もう、便秘しないように気をつけます!
先週、お腹壊したばかりなんだけで(⌒-⌒; )
血出ないかヒヤヒヤしました。
仕事場には、常温水を持って行っています。
恐怖だった大腸カメラが終わり安心していたところ、今度は、婦人科系が調子悪くなってしまって治療していたこの頃です。火曜日に、検査結果を聞きに行きます。また、日記にしたいと思います。