スクリャービン エチュードOp.42-5を弾いてみました
こんばんは。前に練習していたスクリャービンのエチュードですが、
少し前にYouTubeに投稿しました。
良かったら再生ボタンを押して聴いてみてください♪
Scriabin Etude Op.42 No.5/スクリャービン 練習曲 作品42-5
今回、2年ぶりのYouTube更新となりました。
毎年、1曲でもアップしよう・・しよう・・と思いきや年月が過ぎてしまっていました。けれど、この曲のおかげでようやくピアノ練習をほぼ継続して練習するようになりました。
練習してみての感想など
前から憧れていた曲でした。
過去にエフゲニーキーシンのコンサートを聴きに行ったことがあるのですが、アンコールで弾かれていた曲で、ずっと印象に残っていました。
弾いてみたいなと思って楽譜を見たのですが、見た段階でずっと疎遠してきました。
それが、今年の夏にYouTubeを聴きながら母に
「この曲めっちゃいい曲じゃない?」と話したところ
「そんなに好きなら弾けばいいやん」っと言われました。
そんな簡単に弾けるものじゃないし!と思いつつも、8月のお盆あたりから地道に譜読みを始めてみました。
内心、どこまで練習を続けられるか試し気分で最後まで弾く気は無かったです。
でも、練習していく中で、この曲の魅力にはまってしまい毎日練習するようになりました。それまでは1週間に?何か月に何回ピアノに触っただろう?というサボりだった私。
この曲のおかげで、ようやくピアノ熱が復活しました!
これは私自身すごく嬉しかったです。
いつも練習し始めては、途中2、3日・・何週間とサボり出してしまう日々だったので。
ですが途中、手の痛みや耳の不具合などもありました。
無理ある奏法しているかもしれない。テンポ速く弾きたいだけで音楽になってない!
と嘆いてみたりすることも。
地道な練習もしていました。
音を取り出して練習、内声のみ、右手ソプラノと左手のみなど組み合わせ練習。
ペダルを使わずに音をつなげる練習。超ゆっくり弾いてみたり。
練習終わってからも、お風呂場で鼻歌しながらメロディーを歌う、感じる練習。
あと、フォルテが得意じゃない私にとって身体の使い方は酷でした(;^_^
ロシア系音楽って自分とは正反対な分野でffとかで鳴らすのが苦手です。
それよりもppの方が好んでしまう自分。
YouTubeに掲載されている演奏を参考に、腕、身体の使い方を探りながら取り入れたりもしていました。(過去にラフマニノフ時も苦労しました。)
耳に関しては、持病のメニエール病で耳が過敏になったせいか大きな音を聞き続けると左耳の奥から「ジジジ・・」と鳴り出して、内耳が詰まる感覚に陥ります。
その限界がくると休んでみたりしていました。
練習をを始めて1か月経ったくらいからは・・・
「もっとシンプルに聞こえたい!」
「必要な音だけを浮かびあがらせたい!」
山場、感情の最頂点までの持って行き方などが最終的な課題になっていました。
それと練習の段階から暗譜も一緒にしてしまおうと取り組みました。
細かい部分、内声の16分音符の動きだったり、和音の厚み、重音のアルペジオなどまだまだミスも絶えず、弾ききれていない部分もありますが10月中旬までなんとか頑張りました。
そして、2か月間と短い練習期間ですが区切りとして一度録音。
大きな音がやはり耳に辛いので、最小限にピアノの蓋を開けての録音にしました。
現在は、ショパンのノクターンとスクリャービンソナタに挑戦中です。
それと昨夜はドビュッシーの月の光も初心に戻ってゆっくり練習し直し始めました。
今後もYouTube更新も頑張りたいです☆
こちらも合わせどうぞ
11月仮想演奏会のご紹介
前にお知らせしていた「11月仮想演奏会」ですが、本日11/15
こちらのサイトで公開されてましたのでお知らせします。
↑ 私はスクリャービンのエチュードで参加させていただきました♪
クラシック部門の7番目に掲載されております。
ほかの方の演奏もどうぞお聴きになられてくださいね♪
また、第2部もありますのでお楽しみください。