音と香りとピアノ

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弾いてみました♪ドビュッシー 12の練習曲より「6度音程のために」

 

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春が近づくとドビュッシーが弾きたくなりますね。今回は12のエチュードより「6度音程のために」を弾いてみました。

 

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この曲はタイトル通り、両手ともに6度音程をキープしながら動き変化していく曲です。

 

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技術的なことはもちろん音楽的にも音色、情景などを考えながら指使い、タッチなどを調整して演奏することとなります。

 

良かったら再生ボタンを押して

聴いてみてください(^○^)

 

ドビュッシー 12の練習曲より「6度音程のために」

 


Debussy/12 Etudes"Pour les sixtes"ドビュッシー /12のエチュード(練習曲) 6度音程のために


本番でうまく弾く確率が低いドビュッシーエチュードですが、この録音も2回目です。
ミス音は絶えませんが、ドビュッシーの何かを感じ取るエチュード?の雰囲気を味わってもらえると嬉しいです。やっぱりあの部分は苦手です笑

 

ドビュッシー12の練習曲について

ただ技巧を追求するための作品として作曲されているわけではなく、練習曲でありながら、運指法が指示されていないことも特徴の一つ。ドビュッシーはこれを意図的におこなっている。演奏者の腕や手の構造には違いがあるため、各人に合った運指法を各自で追求していくこともまた、課題の一つになっています。

 

6度音程のエチュード

ドビュッシー六度音程を「サロンにとりのこされた気どった令嬢」と形容している。
変ニ長調にはじまり、転調を重ね、変ニ長調に終わる。フレーズ構造は複雑で、多様なヘミオラが用いられている。

 

「4度音程のために」はこちら


Debussy /12 Etudes 3. "Pour les quartes" 12の練習曲より 3.四度音程のための

 

あとドビュッシーエチュードは弾きたい曲がいくつもあります。アルペジオのために、5本指のために、装飾音符のために・・・

またいつか練習してYouTubeに投稿できるように頑張りたいです。

 

関連日記

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スクリャービン「幻想ソナタ」を弾いてみました♪

スクリャービン ソナタ2番「幻想ソナタ」第1楽章


Scriabin/Sonata No.2 Mov.1 スクリャービン ソナタ2番「幻想ソナタ」第1楽章

 

 

1897年の作品。第1番のソナタと比べると、ピアノ曲を作曲する上での書法、語法の面でも多くの面で発展が見られ、後年スクリャービンの個性となる飛翔感、高揚感、官能が既に色濃く顕れている。スクリャービンは旅行先で出会った海の風景から、この作品にとりかかる着想を得たという。光彩と打ち寄せる波が交錯するような印象。

 

【弾いてみての感想】
音量が聴きにくい場合はイヤホンをお勧めします。
出だしから何回も撮り直しをしていました。

大好きな曲なので、気長に練習してきました。

好きな演奏はユジャ・ワン。あの音は、どうやったら出せるのか・・

ずっと観察していました。

ソロで歌うようなメロディーが出てくる感じ。

いくつものメロディーの重なり合い、多種類な音色が必要性です。

フレーズの終わり方、繋がりも今回、勉強になりました。

どの音楽でもそうかもしれませんが、問いかけに対しての答えという繋がりのある弾き方、音色を変えて、いくつもの声部を聴き分ける能力が本当に苦労しました。

 

ゆったりとした音楽ですが、録音中は集中力が切れそうになったり、どこを弾いているかわからなくなったりで、けっこう忙しい感じもしました。
曲想は、光彩とかドビュッシーが少し混ざっている感じですね。

夜の海、岸辺の岩に波がザップンとぶつかる様子。

海面は生温く濁りが少しあるような…。

月明かりが海面に照らされる情景、波が荒くなっていく様子などイメージしながら弾きました。

 なかなかノーミス、思うような音を出すのは難しいですね(;^ω^)

次なる曲を選曲、練習していこうと思います。

 練習記録はこちらにまとめています。

eri-pocopiano.hatenablog.com

 

 

大好きなドビュッシー月の光を弾いてみました

こんにちは。

YouTubeドビュッシーの月の光をアップしました⭐︎この曲はピアノ発表会で初めて弾いた曲です。当時は弾くのやっとでしたが、発表会終わってから知らない子が駆けつけて来て「すごく良かったよ!」と言われた記憶が忘れられなくて記憶に残っています。懐かしい。

 

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2月は私の誕生日月でもあるので、大好きなドビュッシーの曲を、また1曲アップできたのも嬉しいです。

 


Debussy Clair de Lune ※Taken twice/ 月の光 ドビュッシー 2回撮影

 

ドビュッシーの月の光は、初めてのピアノ発表会以来弾いていなかったので初心に戻った気持ちで取り組みました。思っていたよりも音楽的に弾くことが難しくて、ほんとに初心に戻りながらドビュッシーに取り組めました。録音を何回もしましたが納得ができるものが無くて、今回は2回分を繋げて動画しました。

 

1/21は生活音が少し入ってしまいました。イヤホンで聴くと和音2ページ目のあたりで扉を閉める音や階段を登る足音などが入ってしまっています。

弾いている私もヒヤヒヤ集中が切れそうでした(^◇^;)弾き方はたっぷりめに、テンポもゆっくりに弾きました。

 

1/24はシンプルにすっきりした気持ちで弾いてみました。 1/21に収録してから、少し練習し直しての再録音です。

どちらかというと気分で弾いたため中間部分で音が鳴らない箇所があったりと、どちらも未完全な部分もありますが、

良かったら聴いてください♪

 

音量が小さいのでイヤホンをお勧めします。

 

  月の光の記事です。合わせてどうぞ

 

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ショパンのノクターン8番Op.27-2を弾いてみました。

2021年初YouTubeアップ

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実は12月中には撮り終えてはいたのですが2回撮ったうちのどちらにしようか迷っていました。ある方には聞き比べてもらい感想を参考にさせていただきました。服装や動画編集も大事ですね汗。

私は服装、部屋着でもいいかって楽に考えてしまうたちでして…。

2回撮ったどちらの動画もまだ完全な仕上がりではありませんでした。だけど、ぶっちゃっけもう違う曲に取り組みたかったのが事実です。

そのうちに、また弾き直したくなる日がくるかもしれない?です。

 

ショパン ノクターン夜想曲) 第8番 Op.27-2

 


Chopin Nocturne No.8 Op.27-2/ショパン :ノクターン(夜想曲) 第8番 Op.27-2

実は…恥ずかしながら、ショパンノクターンを初めて弾きます。

左手の テンポ感や揺れ、右手メロディーの弾き方、歌い方など、いろいろ とすごく勉強になりました。まだまだぎこちない部分や装飾音符が 慣れない部分もありますが録音してみました。

良かったら聴いてみてください。

 

なぜこの8番にしたか?ですが…

前のスクリャービンエチュードで、ちょっとゆったり静かな曲を弾きたかった笑

あと、過去に先輩が私のピアノ部屋で、この曲を練習していたのを聴いていたことがあるんです。もちろん、私の家中にピアノの音が広がるので家族にも丸聞こえです。その間、母や兄貴にも好評で、先輩が帰った後にどれだけ私ピアノ弾きにくい思いをしたことか…笑

まあ、そんな記憶もあって何気に譜読みしていたことから練習を始めました。 ノクターンの中でも人気のある曲なんですね♪

先輩は、このノクターン8番のレッスンは途中で終わってしまって、そのまま自分でずっと練習しているそうです。

弾きながら、

「左手は腕をこう…使う動きにしないといけないんだよね…」

「この48連符が難しい・・・」

「いつか弾きたいんだけどなー」

って言っていたのを覚えています。

 

実際に私も練習するようになって、確かに実感すること多かったです。納得。

 

ショパンノクターン

ノクターン」という呼び名は、邦語では「夜想曲」と「夜を想う曲」というのが語源にもある ようです。ですが、その語源通りでもなく、ショパンノクターンには、ほの暗く物憂い雰囲気とか、いかにも夜想曲風っていう作品などいろんなノクターンがありますね。

 

旋律+アルペジョの伴奏という形は、ショパンピアノ曲において頻繁に登場する基本的な構造じゃないでしょうか。

この動きは「子守歌」と「舟歌」にもあります。「子守歌」は同じ音型のアルペジオが続く上で旋律が次々と変奏する曲で、ノクターンOp.9-2路線の究極。「舟歌」は拡大されたノクターンと見なすことができるショパンの最高傑作だと思います。

 

第8番のノクターンは、第7番とセットで「2つのノクターンOp.27」として1835年に作曲、1836年に出版されました。オーストリア駐仏公使夫人であったダッポニィ夫人に献呈されたことから「貴婦人のノクターン」とも呼ばれています。

 

練習してみた感想

練習の中では、左手のインテンポな動きの中で、旋律をうまく歌い上げる弾き方。揺れ、感情、輝く高音など、いろんなことが今回勉強になりました。

もちろんショパンの装飾音符や休符にも苦労しましたが、バラードの曲と同じく場面、場面で背景を変えていく雰囲気を出すのことをずっと考えていました。

最初考えていたのは、男女が歌う掛け合いに例えるとフレーズが長く感じられました。ソプラノとテノールとか。

感情の変化でいくと、

始まりは幸せ→不安→落ち着き→感情の高まり→1番明るい気持ち→ラスト→夢の中へ…

なんか適当な感じですけど笑

ただ単に楽譜追っているだけでは曲にならないのは、もちろんのこと、気持ちを変えながら弾いていかないとってほんとショパンは詩人ですね。

 

普段の練習記録はこちらに記録してます↓


eri-pocopiano.hatenablog.com

 

 

 

1月仮想演奏会にエントリー

このノクターンで1月15日仮想演奏会にエントリーさせていただきました。

私は1部のクラシック部門です。2部のポピュラー部門もあります。

ぜひ、聴きにきてくださいね☆

 

piano-fflife.com

 

piano-fflife.com

Scriabin Etude Op.42-5を弾いてみました♪11月仮想演奏会に参加

スクリャービン エチュードOp.42-5を弾いてみました

こんばんは。前に練習していたスクリャービンエチュードですが、

少し前にYouTubeに投稿しました。

良かったら再生ボタンを押して聴いてみてください♪

 


Scriabin Etude Op.42 No.5/スクリャービン 練習曲 作品42-5

 

今回、2年ぶりのYouTube更新となりました。

毎年、1曲でもアップしよう・・しよう・・と思いきや年月が過ぎてしまっていました。けれど、この曲のおかげでようやくピアノ練習をほぼ継続して練習するようになりました。

 

練習してみての感想など

前から憧れていた曲でした。

過去にエフゲニーキーシンのコンサートを聴きに行ったことがあるのですが、アンコールで弾かれていた曲で、ずっと印象に残っていました。

 

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弾いてみたいなと思って楽譜を見たのですが、見た段階でずっと疎遠してきました。

それが、今年の夏にYouTubeを聴きながら母に

「この曲めっちゃいい曲じゃない?」と話したところ

「そんなに好きなら弾けばいいやん」っと言われました。

そんな簡単に弾けるものじゃないし!と思いつつも、8月のお盆あたりから地道に譜読みを始めてみました。

 

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内心、どこまで練習を続けられるか試し気分で最後まで弾く気は無かったです。

 でも、練習していく中で、この曲の魅力にはまってしまい毎日練習するようになりました。それまでは1週間に?何か月に何回ピアノに触っただろう?というサボりだった私。

この曲のおかげで、ようやくピアノ熱が復活しました!

これは私自身すごく嬉しかったです。

いつも練習し始めては、途中2、3日・・何週間とサボり出してしまう日々だったので。

 

ですが途中、手の痛みや耳の不具合などもありました。

無理ある奏法しているかもしれない。テンポ速く弾きたいだけで音楽になってない!

と嘆いてみたりすることも。

 

地道な練習もしていました。

音を取り出して練習、内声のみ、右手ソプラノと左手のみなど組み合わせ練習。

ペダルを使わずに音をつなげる練習。超ゆっくり弾いてみたり。

練習終わってからも、お風呂場で鼻歌しながらメロディーを歌う、感じる練習。

あと、フォルテが得意じゃない私にとって身体の使い方は酷でした(;^_^

ロシア系音楽って自分とは正反対な分野でffとかで鳴らすのが苦手です。

それよりもppの方が好んでしまう自分。

YouTubeに掲載されている演奏を参考に、腕、身体の使い方を探りながら取り入れたりもしていました。(過去にラフマニノフ時も苦労しました。)

耳に関しては、持病のメニエール病で耳が過敏になったせいか大きな音を聞き続けると左耳の奥から「ジジジ・・」と鳴り出して、内耳が詰まる感覚に陥ります。

その限界がくると休んでみたりしていました。

 

 

練習をを始めて1か月経ったくらいからは・・・

「もっとシンプルに聞こえたい!」

「必要な音だけを浮かびあがらせたい!」

山場、感情の最頂点までの持って行き方などが最終的な課題になっていました。

それと練習の段階から暗譜も一緒にしてしまおうと取り組みました。

 

細かい部分、内声の16分音符の動きだったり、和音の厚み、重音のアルペジオなどまだまだミスも絶えず、弾ききれていない部分もありますが10月中旬までなんとか頑張りました。

そして、2か月間と短い練習期間ですが区切りとして一度録音。

大きな音がやはり耳に辛いので、最小限にピアノの蓋を開けての録音にしました。

 

 現在は、ショパンノクターンスクリャービンソナタに挑戦中です。

それと昨夜はドビュッシーの月の光も初心に戻ってゆっくり練習し直し始めました。

 今後もYouTube更新も頑張りたいです☆

 

 こちらも合わせどうぞ

eri-pocopiano.hatenablog.com

 

 

11月仮想演奏会のご紹介

前にお知らせしていた「11月仮想演奏会」ですが、本日11/15

こちらのサイトで公開されてましたのでお知らせします。

piano-fflife.com

↑ 私はスクリャービンエチュードで参加させていただきました♪

 クラシック部門の7番目に掲載されております。

 ほかの方の演奏もどうぞお聴きになられてくださいね♪

 

piano-fflife.com

また、第2部もありますのでお楽しみください。